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アニメ製作会社についてのメモ


・アニメ「製作」会社
よく知られていることかも知れませんが、「製作」という言葉はエンタメ業界では「制作」という言葉と区別して使われているようですね。
Wikipediaの「アニメ制作会社」のページには、「日本の制作会社一覧」のほかに、「日本の主な製作会社」の項目があります。
区別の仕方は必ずしも統一的なものではないようですが、アニメに関して言えば「制作」はアニメ作品そのものを作る実際の作業、「製作」はアニメ作品の企画・出資・宣伝等を行うことを指すことが多いようです。
最近良く聞く「製作委員会」は出資者・宣伝媒体を増加させる仕組みをいうようですが、ここで「製作」という言葉が用いられていることからすれば、このような理解で大丈夫でしょう。
(「製作委員会」については、東宝株式会社の新卒採用ページ(http://www.saiyo-info.net/toho/gyokai/seisaku.html)の説明がわかりやすいと思います。)

・著作権法上の「製作」と「制作」
ところで、Wikipediaの「アニメ制作会社」のページには「製作」と「制作」の区別についての記述がなく、「製作」のページに記述があるのですが、両者を厳格に区別するようになった著作権法の改正を受けて両者の区別が広まっていったようです。
この部分の説明が若干わかりにくかったので、調べられる限りで調べたところ、著作権法には以下のような3つの条文が存在するようです。

(定義)
第二条  この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
 (中略)
十  映画製作者 映画の著作物の製作に発意と責任を有する者をいう。

(映画の著作物の著作者)
第十六条  映画の著作物の著作者は、その映画の著作物において翻案され、又は複製された小説、脚本、音楽その他の著作物の著作者を除き、制作、監督、演出、撮影、美術等を担当してその映画の著作物の全体的形成に創作的に寄与した者とする。ただし、前条の規定の適用がある場合は、この限りでない。

     第四款 映画の著作物の著作権の帰属
第二十九条  映画の著作物(第十五条第一項、次項又は第三項の規定の適用を受けるものを除く。)の著作権は、その著作者が映画製作者に対し当該映画の著作物の製作に参加することを約束しているときは、当該映画製作者に帰属する。


著作権法上、「制作」という言葉が使われているのは16条の一箇所のみのようですが、「制作、監督、演出、撮影、美術等」となっているように、一般的な用語よりも少し狭い意味で使われているようですね。
監督や演出を担当した人も含めて「制作者」と呼ぶのが通常であると思われますが、著作権法上は、これに対応するのはむしろ「(映画の著作物の)著作者」という言葉でしょう。
他方、2条1項10号によると、「(映画)製作者」は「映画の著作物の製作に発意と責任を有する者」であるとされています。
これは、映画の著作物に関して、法律上の権利・義務の主体となる結果として経済的な収入・支出の主体となる者をいうようです。
つまり、著作権法上の「(映画)製作者」は、企画・出資・宣伝等を担当することになる一般的な用語の「製作者」とほぼ同様の意味であるようです。
著作権法29条1項は、一定の場合、「(映画の著作物の)著作者」ではなく「(映画)製作者」に著作権が帰属することがあるという意味の規定なので、著作権法上厳格に区別されているのは「制作」と「製作」というよりも、「著作者」(=一般的な意味での「制作者」)と「製作者」(=一般的な意味での「製作者」)という方が正確かもしれません。

・アニメ製作会社と声優ファン
それはさておき、アニメ「製作」会社の話に戻ります。
さきほどのWikipediaの「アニメ制作会社」のページにある「日本の主な製作会社」の項目には、以下のような会社が載っています。

アニプレックス
エイベックス・ピクチャーズ
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
KADOKAWA
キングレコード
小学館集英社プロダクション
博報堂DYミュージック&ピクチャーズ
松竹
東映
東宝
ハピネット
バップ
バンダイビジュアル
フライングドッグ
フロンティアワークス
ポニーキャニオン
マーベラス
ワーナー ブラザース ジャパン


これらの会社がアニメの企画・出資・宣伝等を担当しているということになりますが、確かにアニメをみているとよく目にする会社ばかりですね。
アニメを実際に作っている東映アニメーションやサンライズといった「アニメ制作会社」に比べるとピンと来ない人もいるかもしれません。
他方で、「製作会社」は概ねレコード会社に対応しているので、ひょっとすると声優ファンの人は「制作会社」よりも「製作会社」の方がピンとくるかもしれません。
例えば、最初に挙げられているアニプレックスはソニー・ミュージックエンタテインメントの子会社です。
最近担当した作品でいえば「甲鉄城のカバネリ」や「ハイスクール・フリート」がありますが、それらの主題歌を担当されたアーティストさんについていえば、EGOISTさんの所属レコード・レーベルはSony Records、TrySailさんの所属レコード・レーベルはアニプレックス、春奈るなさんの所属レコード・レーベルはエスエムイーレコーズというようになっています。
また、多くの声優さんが所属するレコード会社であるランティスは、アニメ製作会社のバンダイビジュアルの子会社です。
バンダイビジュアルの担当作品の担当作品では、ランティス所属のアーティストさんが主題歌を担当されることが多いですね。
もっとも、複数の製作会社が担当する作品ではそう単純ではありませんが。
例えば、「マクロス⊿」ではBD/DVDの発売・販売元はバンダイビジュアルになっていますが、音楽制作はフライングドッグ(JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントの子会社)となっており、ワルキューレのCDはフライングドッグから出ています。
そもそも、フライングドッグは映像ソフトの発売(販売はビクターエンタテインメント)を担当することはあまり多くないようです。

声優ファンとしては、最近はアーティスト活動をされている声優さんも多く、意識的・無意識的にアニメ製作会社やレコード会社に注意するようになることが多いので、ここに簡単にメモをしておこうという思いで書き始めたので、このくらいで。
アニメ系のライブイベントでは、おそらくレコード会社ごとに枠があると思われるので、そういった点が気になるのは声優ファン・アニソン好きの性なのでしょう。

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『ガールズ&パンツァー 劇場版』(初日舞台挨拶)

 『ガールズ&パンツァー 劇場版』がいよいよ公開になりましたね。
 というわけで、早速初日の上映と舞台挨拶を観に行ってきました。

 感想を一言で言うなら、
  めっちゃ面白かった
 です。

  

 テレビシリーズにハマって以来大好きな作品になったのですが、今回の劇場版は、笑いあり、ドラマあり、感動ありで、本当にこの作品の集大成になっているなと感じました。
 テレビシリーズやOVAで見られた色んな要素をこれでもかと盛り込んでいるなという感じで、本当によく時間内に収まったなといった印象を受けました。序盤では小ネタで笑いを取りつつ、後半では一転してシリアスになって、一気に息の詰まるクライマックスに突入するという流れも、テレビシリーズを追いかけているような気になりました。テレビシリーズのファンなら是非観てほしい展開になっていると思います。
 劇場版の予告映像で使われている台詞が、まさかそんなシーンで使われていたものだったのかとか、あの映像はこんな状況の一部だったのかとか、予告映像を見てから映画を観に行くとさらに楽しめるような気もします。公開前から皆さんおっしゃっていらっしゃいましたが、いっぱい出てきます。なかなか壮観な映像だと思います。やっぱり、熱いスポ根モノのような展開もあります。タイトルからは想像できない熱さがこの作品の面白さのひとつですからね。
 いろんなキャラの成長(?)した姿が見られるのも楽しみどころでしょうね。まさかカモさんチームがあんなことになるとはとか、アリクイさんチームがあんなところで活躍するとはとか。新キャラもやっぱり個性強くて見ていて楽しいですけどね。知波単学園の生徒なんてもうホントにアレで……
 それにしても、アニメ作品にしては結構長いはずなのに、あっと言う間だったような気がしました。全体的に見ると、メリハリが効いていて、最後に息の詰まるような展開が待っているので、飽きることなく全部楽しめるからですかね。要所要所で結構凝った演出もあって、気の抜けるところ、ジーンとなるところ、ハッとなるところがポンポン出てきて、1個1個全部語りたいくらいですが、公開初日からネタバレするわけにもいかないので。
 ストーリー的にはテレビシリーズの後の話で、西住姉妹が和解した後の話なのですが、そのおかげで非常に熱くて感動的なシーンがいくつもありましたね。舞台挨拶で渕上舞さんもおっしゃっていましたが、子供の頃のみほの演技も見てみたいですね。いつかそんな機会があればと思います。
 本編が終わった後に流れてくる主題歌、ChouChoさんの「piece of youth」もめっちゃいい曲でした。早く発売されてほしいです。後数日が待ちきれない。
 そんなこんなで、トータルで見ても、もちろんとんでもなく面白かったです。アニメーション映画はそんなに見に行かないのですが、それでも最近だとこんなに面白いと思った作品はどれだけあったか。シリーズの集大成として最高の出来になっていると思います。ただ、ここまでハマった作品はあまりないので、これで終わってしまうというのも残念な気がします。完結したなという感じも強いので、後残っているとすればリトルアーミーの映像化か、それに絡めて世界大会をやるかといったくらいでしょうか。
 今は本当にこの作品を好きになって幸せだなという気持ちでいっぱいです。最後まで一気に楽しめる作品なので、この映画も何回も観たいところですね。時間があれば……

『ガールズ&パンツァー 劇場版』公開記念!TVシリーズ+OVA一挙上映イベント

 昨日深夜から開催されていた『ガールズ&パンツァー 劇場版』公開記念!TVシリーズ+OVA一挙上映イベントに行ってきました。ガルパンのTVシリーズ(総集編を除く)とOVAを映画館で一挙上映するイベントなのですが、舞台挨拶付きの回に参加してきました。
 このタイトルを初めて聞いたときは、「美少女+戦車」で安直な作品なのかと思ったのですが、蓋を開けてみれば、スポ根もののような展開や、少年漫画的な展開があったりして、味わいのあるストーリーになっていました。何よりも、(私は全くわからないのですが)ミリタリー的なこだわり、作り込みに力が入れられていて、見た目(と音響的にも)にも非常に楽しめる作品ですね。というわけで、TVシリーズ以来、この作品大好きなわけです。

 舞台挨拶の模様についてはこちらの記事参照。
 西住みほ役・渕上舞 ガルパン劇場版台本は「分厚いのが3冊」!「実家に帰ってきたよう」と心情スピーチ(News Lounge)

 上映開始前の舞台挨拶に登壇されたのは、渕上舞さん(西住みほ役)、岩浪美和さん(音響監督)、杉山潔さん(プロデューサー)のお三方(司会はいつものバンダイビジュアルの廣岡さん)でした。渕上さんにお会いするのは、ガルパンのOVAの上映イベントで、メインキャスト5名が登壇された舞台挨拶以来なので、1年ぶりくらいでしょうか。ガルパンはイベントも多いのですが、都合が合わなかったりでなかなか行けないのが悔しいです。
 10月23日は、ガルパンの主人公西住みほの誕生日ということで、みほの顔のデコレーションされたケーキが運ばれてきて会場全体でハッピーバースデーを歌ったのですが、金曜日の深夜ということで、皆さん疲れ気味だったのか、心なしか覇気がなかったような気もします。いつもの、掛け声(パンツァー・フォー!)も。
 新作映画の製作状況の話題になると、音響監督の岩浪さんがはっちゃけていらっしゃって面白かったです。「こんなの90分で終わるわけないだろ。水島(監督)バカじゃないの」みたいな発言は大ウケでした。新作映画は120分たっぷりで、非常にボリュームのある作品になっていそうです。あと、渕上さんが「そういえば映画初めてなんですね」というような発言をされたときに、「他に色々出てるからね。ガルパン受からなかったら邦に帰るとか行ってたのに」みたいな趣旨の冗談も会場を沸かせていました。

 上映イベント自体は、時間帯や上映時間的に、夜行バスのようなしんどさもありましたが、ちょっと久しぶりに今までのシリーズを全て見ることができて楽しかったです。映画館ということで大音量で楽しむのに適した作品でもありますしね。
 最後に11月公開予定の新作映画の映像が少しだけ流れましたが、大洗の街が大変なことになっていて、相変わらずのやりたい放題感はさらに強くなっていそうですね。実はまだ大洗に行ったことがないので、公開される前に大洗の街に行ってみたいところです。劇場版のストーリー等はまだよくわかりませんが、新キャラやキャストが発表されて、ますます楽しみになってきたところです。


秋アニメ主題歌

 秋アニメの主題歌チェックをしようと思ったのですが、最近はすっかり、放送時間の短い枠や、放送ではなくて配信のみの番組もあったりして、新アニメの主題歌を追いかけるだけでも、かなり大変ですね。そうは言っても、自分で聴いてみないと気に入るかそうでもないのかが分からないのが困ったところですね。
 というわけで、さくっと今季のアニメの主題歌の中で現時点で気になっているものをメモしておきます。何回も聴けば良さがわかったり、フルで聞くと気に入ったりするようなこともあるので、現時点でなのですが。多分、チェックできていない曲も少なからずあると思うので、むしろおすすめがあれば教えてもらいたいところです。

1 Dear answer/TRUE(「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」OP)
 響け! ユーフォニアムのOP「DREAM SOLISTER」を担当されていたTRUEさんの新曲ですね。あれは元気が出る感じの曲でしたが、今回はかっこいい感じの曲といったところですかね。

2 ハコネハコイリムスメ/petit milady(「温泉幼精ハコネちゃん」OP)
 プチミレの新曲。ラジオで聴いたときはあまりピンと来なかったのですが、よく聴いてみると結構好きかも。

3 Light for Knight/三森すずこ(「ランス・アンド・マスクス」OP)
 三森さん自身が「凛々しい曲」表現されている通り、可愛らしいよりもかっこいい寄りの曲ですね。

  
4 スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック/敷島魅零(CV:井口裕香)&処女まもり(CV:井澤美香子)(「ヴァルキリードライヴ マーメイド」ED)
 これどんなアニメなのか知らないのですが、ちょっと古い(そんなに前でもないけど、明らかに最近ではないくらい昔)アニメの主題歌で出演声優声優さんが歌っていた曲ってこういう曲が多かったような気がします。ゆかちのこういう歌い方もいいですね。

  
5 コメットルシファー ~The Seed and the Sower~/fhána(「コメット・ルシファー」OP)
 最近すっかりお気に入りのfhánaさんの新曲ですね。今回も文句なしに良曲の予感。

6 パルス/Team AA(間宮あかり(CV:佐倉綾音)×神崎・H・アリア(CV:釘宮理恵))(「緋弾のアリアAA」ED)
 声優ユニットソングの最大の売りというか、楽しみどころって、やっぱり声優さんの歌声だと思うんですよね。何が言いたいのかっていうと、4人とか5人の声優さんが全部同時に歌っている曲って声優さんが歌っている意味あんまりないですよねっていうことなんですが。その点、この曲は私のような楽しみ方をしたい人にとってはありがたい曲ですね。ちゃんとデュエットになっていて、あやねると釘宮さんの歌声を楽しめます。そういう意味でおすすめですが、もちろん曲も気に入っています。エンディングっぽくないようにも思えるけれど、やっぱりエンディングに合っているようにも思える不思議な曲です。

7 不安定な神様/Suara(「うたわれるもの 偽りの仮面」OP)
 エンディングもそうですが、うたわれの雰囲気にあった曲で、Suaraさんの曲といえばこういう雰囲気の曲っていうのも一つありますよね。個人的には、雰囲気の違うTVアニメ東鳩2のEDが好きですが。

  
8 Little*Lion*Heart/竹達彩奈(「ランス・アンド・マスクス」ED)
 勝手に自分の中でランキングをつけると、この曲は今季の中ではかなり上位に入ってきそうな予感がします。曲自体は疾走感のある感じですが、あやちの歌声によくマッチして、どこか優しさを感じさせるような気がします。PVのイメージもあわさって、穏やかな春の風が駆け抜けていくようなそんなイメージです。名曲の予感。

9 Brand-new World/西沢幸奏(「学戦都市アスタリスク」OP)
 無知なもので、西沢さんってどういう方なのか全然知らなかったのですが、まだ随分と若いのですね。今後さらに歌い方も上手くなって行くのだろうと考えると楽しみですね。

10 ノーポイッ!/Petit Rabbit's(「ご注文はうさぎですか??」OP)
 今回はPVないんですか?(そこかよ。)

11 さよならのゆくえ/瀧川ありさ(「終物語」ED)
 歌い出しから、「あっこれ名曲だ」って思わせるような完成度の高い曲ですね。個人的にも好きな曲ですが、それ以上に多くの人に受け入れられそうな印象が強い、何と言うか、優等生のようなイメージの曲です。瀧川さんは今年から活動をされているようですが、これからもどんどんアニソンを作っていってほしいですね。

12 ディアブレイブ/鹿乃(「ヘヴィーオブジェクト」ED)
 鹿乃さんは放課後のプレアデスの曲を歌っていらっしゃいましたね。穏やかな歌声が染み込んでくる感じは変わらないですね。

ライトノベルの感想を書いてみよう

 何のひねりもなく、ただ最近読んだライトノベルの感想を書いてみようと思っただけのことなのですが、全くもって唐突だったということに気付いた今この時。
 感想を書こうと思うライトノベルのタイトルを先に挙げておくと、
 ① 鴨志田一『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』(電撃文庫、2014年)
 ② 王雀孫『始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇』(ダッシュエックス文庫、2014年)
 ③ 鈴木大輔『文句のつけようがないラブコメ』(ダッシュエックス文庫、2014年)
 ④ 犬塚惇平『異世界食堂1』(ヒーロー文庫、2015年)
 こんな感じです。

 そもそも、最近は(と言ってもこの数年レベルですが)全然ライトノベルを読んでいなかったのですが、先日たまたま書店に立ち寄って某「心がぴょんぴょんする」4コマ漫画の新刊を買うついでに、目に止まったライトノベルを適当に取ったところ、上の4つだったというだけのことです。
 選考基準は現時点ではあまり長く続いていないと思われる作品で、タイトルなり、表紙の絵なり、何がしかピンと来るものがあったかどうか。それだけです。要は、直感です。最近のライトノベル事情なんて全くわかっていないですしね。ライトノベルを一番読んでいた頃とはもう全く別のものになってしまった印象を受けたのも、もはや最近じゃない気がする今日此の頃。

 とりあえず、一言ずつですが、読んだ感想を書いていきます。

① 鴨志田一『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』(電撃文庫、2014年)
 うん、まあ、タイトルを見て買ったんでしょうね(別にそういう趣向の持ち主じゃありませんが)。
 一言でいうと、ヒロインが消えていくお話。文庫の帯のあらすじは、ミステリーのような感じになっていますが、読んでみるとぜんぜん違う印象を受けると思います。ちょっと古いタイプのラブコメというか恋愛物というか。かつて存在したギャルゲー(現在では絶滅が確認されています)の外伝を小説形態で発表したような、そんな感じ(というか、告白シーンでメモリーズオフセカンドを思い出した人って他にいるのだろうか)。もっとわかりやすく言うと、登場人物はみんな結構暗い(黒い?)一面も持っているのだけれど、(ついつい忘れがちになるけれど)結局こいつらただのリア充じゃね?っていう、そんな感じ。コメディ成分はあまりない感じですかね。
 面白かったかつまらなかったかで言えば、面白かったです。なぜなら、古典的なお話が好きだから。あと、物語の舞台的にもメモオフを思い出したからっていうのもあるんでしょうね。段々と周囲に認識されなくなっていくヒロインを取り戻すっていう目的がはっきりしてからの流れはすっきりしていて読後感も悪く無いですね。
 ただ、気に入らない点があるとすれば、あの終わり方でしょうね。この作者さんが今までどういう風に書いてきたのかは知らないのですが、何故わざわざ最後に宣伝のための後日譚というか、アニメのエンディング後の次回予告みたいなものを入れてしまうのか。あとがきと併せて、むしろ続編をあまり読みたくなくなった人が他にどれだけいるのかはわかりませんが。面白いなら読もうと思うのですが、現時点ではいったん保留。

② 王雀孫『始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇』(ダッシュエックス文庫、2014年)
 何でこれを手にとったのかは、今となっては推測するしかないのですが。たまにあるじゃないですか、怖いもの見たさというか、見えている地雷を踏みに行きたくなるときって……きっとアレですよ、表紙の絵が可愛かったからですよ。そういうことにしておこう。
 (王雀孫さんといえば、「それ散る」か「おれつば」か……)
 内容は……なんだろう、恋愛ゲームの序章?ほら、アレですよ。はじめからを選んで、オープニングムビーが流れるまでのところ。体験版?一応ヒロインが(一周目では攻略できなかったりする隠しキャラを除いて)一通り登場して、ここから共通ルートが始まりますよみたいな、そんな感じ。ギャルゲーが滅んでライトノベルがその地位にあるっていうのが比喩じゃないんだなということを理解できたような、間違った理解のような。
 文章はいつもの雀孫さんです、終わり。だって内容特に何もないんだもん。しょうがいないじゃん。今後の方向性が見えない。いつも通り。あ、絵がかわいいですね。
 続きは出るんですか?

③ 鈴木大輔『文句のつけようがないラブコメ』(ダッシュエックス文庫、2014年)
 タイトル買いかなあ。最近の一文風というか、無駄に長いタイトルのライトノベルに比べると、シンプルで、かつ、意味不明なタイトルだったから手にとった感じですかね。
 お話は、何度も何度も形を変えて攻略不能な恋愛ゲームをプレイするってことなんですかね。これもある意味では、(広い意味での)恋愛ゲームの序章というか、冒頭部分というか、オープニングムービまでの部分みたいな感じですね。(読んでみないとわからないですが)こちらは一応物語としては成立しているのですが。壮大な物語を想像させる作りになっている一方で、最初からセカイ系(死語?)全開なので、登場する舞台は異常に狭く感じますね。強大なラスボスを倒したのに、ものすごく広い世界の中の一地方の冒険譚にすぎないみたいなファンタジーものでありがちな(そして個人的にも好きな)お話とは正反対ですね。これはこれで嫌いじゃないのですが。
 多分、若干のとっつきにくさになっているのは、主人公が淡白すぎるところでしょうか。もっと感情移入しやすい主人公の方が、何が何でもこの無理ゲーを攻略してやるっていう気分にさせてくれるのでしょう。ただ、もちろんこの主人公の設定だと、淡白すぎるくらいでないとリアリティがないのでしょうが。世界の狭さと主人公の淡白さが合わさって、内容が薄く感じてしまうのが残念なところです。
 まあ、そのあたりは続編を読んでからなのかもしれませんが。とりあえず、続きを読みたくなる分には十分面白かったです。でも、ラブコメはしてないな……
 (これも設定上リアリティがなくなってしまうので仕方ないのかもしれませんが)

④ 犬塚惇平『異世界食堂1』(ヒーロー文庫、2015年)
 エナミカツミさんの絵の表紙買い。
 表紙の女の子は最後にようやく出てくるのですが。
 帯には「食ラノベ」と書かれているのですが、少し説明すると、異世界からのお客さんをお招きする食堂のコックが主人公。様々な異世界からのお客さんにまつわるエピソードが料理を絡めて短編集のような形で収録されています(元はWeb小説なのかな)。全体を貫くストーリーというか、目的というか、道筋というかは現時点では特に見当たらない感じです。多分ストーリーだけで見れば平凡、ファンタジーものとしてもよくある感じ。ただし発想と表現力が勝っているのだと思います。会話が特に多いわけではなく、頁の白い部分は少なめな感じですが、色々な形で料理の美味しさが表現されています。例えば、地の文でこれでもかと表現したり、異世界からの客の反応で表現したり、エピソードに絡めることによって表現したり。
 その手の本では、ヒロインの魅力を文章で表現する手法は教えてくれることが多いですが、それを料理の美味しさを表現するのに応用したような、そんな感じです。
 大筋のストーリー性が薄いので、続編を読むかはいったん保留。

 ものすごく適当に選んだにしてはそんなに悪くない引きだったような気がします。
 最近はライトノベル以外の小説も読んでいないので、今度はそっちに手を出してみようかと思ったり。

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